中学受験はいろいろ大変

こんばんは。Wevery教務課の江草です。

小学生のお子さんから問い合わせを頂くことが時々ありますが、中学受験を考えていらっしゃる方が多いです。中学受験は、受けるお子さんもそれなりの勉強をしなければならないですし、教える側もなかなか大変です。

高校受験と違って、中学受験では学校の教科書内容そのまま出ることはほとんどないからです。もちろんお子さんは学校の内容以上の勉強をしなければならないですが、教える講師側もそれを理解した上で指導をしないといけません。また、入試問題も、公立中学と私立中学では出題される問題が変わってきますし、受ける学校のレベルによってもだいぶ問題に差が出てきます。

なかなか中学受験を経験していないとその辺の事情がわからないですし、なにより教え方も、小学生でもわかるように、でも中学レベル、下手すると高校レベルの内容を教えなければならないのです。

Weveryでは、岡山大学の近くに現在教室があり、講師はほとんど岡山大学の学生ですが、なかなか中学受験を経験したことのある講師が多くありません。

そこで、中学受験をする生徒を担当してもらうときには、どんな試験が出るか、どのレベルまで教えなければならないのか、などの指導をしています。いろいろな講師から、「中学受験の子を教えるのは難しいです。」という声を聞きますが、気持ちはとてもわかります。

でも、逆にそのレベルの子どもをうまく教えられれば、普通の中学生の子を担当するのは問題なくなると思います。(たぶん。)

国語も結構難しい文章が出るくらいですが、算数となると、教科書レベル以上の問題をどう教えるかが問題になってきます。図形になるとひらめかないとなかなかわからなかったり、比をどんどん利用して、長さの比や、相似比と面積比を使って問題を解いていくなどあります。さらに、つるかめ算や旅人算、ニュートン算など、独特の解き方をするものも多いです。

社会や理科では、知識はあっても、どのレベルまで教えたらいいのかの匙加減が難しいところです。どちらも中学内容も結構含んできますが、内容によってどこまで教えるべきかが変わってきます。例えば、電気の問題ではオームの法則を使って電圧や抵抗の計算をやりますが、化学内容については原子の細かい説明までは小学生ではやりません。

社会科も、どこまで教えるべきかはかなり難しいところです。(私も正直どこまで教えるべきなのかはかなり曖昧です。)

とにかく、受ける学校のレベルによって、しっかりどこまでやるべきかを調整することが大事だと思います。

 

11月に入り、中学受験、高校受験、大学受験…と、それぞれの受験生は自分の入試について意識せざるを得なくなってきている時期です。高校3年生は、もう受験が終わっている人もいるかもしれませんが、「これからが本番!」という人も多いと思います。中学受験は1月や2月、高校受験は2月や3月がピークだと思います。

受験生はこれから自分がすべきことをしっかり考えて頑張っていきましょう。

Weveryでもいよいよ受験に向けて、受験対策が本格的になってきます。残り日数を意識して、全力で生徒のことをサポートしていきます。

何か悩みなどあれば、無料相談も行っておりますので、お気軽にご連絡ください!