こんにちは!Wevery教務課の河内奈津実です。
もうすぐ4月ですね!
私がこの記事を書いている今日は、岡山大学の卒業式があり、
教室の窓から華やかな袴を着た大学生がたくさん見られました♪
さて、卒業式・修了式も終わり、あと1,2週間で新学期です。
新学年になることにドキドキしている人も不安を感じている人も
いることでしょう。
そんな今回は新学年になって学校の授業を受けるときに気をつけたいこと
についてお話していこうと思います。
授業を受けるときに気をつけたいことにもいろいろありますが、
今日はノートの書き方についてピックアップしようと思います。
学校の授業を受けているとき、必ずノートに文字を書き込むと思います。
その時によく言われることとしては、字を丁寧に書く、わかりやすく書く
などが挙げられますね。
字を丁寧に書くことは当然のこととして、わかりやすく書くとは
どういうことなのでしょう?
1番の見本としてはウェブリーで用意しているトトノウトの書き方が
挙げられますが、今回はそれ以外に気をつけたいことをお話します。
分かりやすいノートとして想像しがちなのが、カラフルに色分けされたノートです。
これは特に女の子のノートに見られやすいですね。
ぱっと見て色分けがきちんとされているノートは見やすいはずです。
ただ、このカラフルなノート、実は落とし穴があります。
それは、使う色が多すぎると何が大切か分からない
色分けに夢中になって先生の話を聞かない時間が長くなる
そして何より工夫をすることによって分かった気分になる
ということです。
1番厄介なのは最後の「分かった気分になる」というところですね。
なぜ分かった気分になってしまうのでしょう?
それはノートを書くという行為自体に満足してしまうからです。
書き終わったノートを見返してカラフルなノートを見て
「よく頑張った!」「よく勉強した!」と思ってしまうんです。
しかも無駄に多色なノートは見直しをしてもどこが本当に大切か分からない。
さらにノートを書くのに夢中になっていたから先生がどこが大切か
聞いていなかったとなると、もう大変です。
こうならないためにはどうすれば良いのでしょう?
答えは簡単です。ノートで使う色は黒と赤の2色、または青なども含め3色までにする。
数学で図を描くなどで何色かあった方が良いときのみそれ以外の色も使うように
すればいいのです。
沢山の色のペンを持っているとついつい使いたくなってしまいますが、
本当に大切なことだけを色を使って書けば十分です。
分かりやすいノートを書く上でもう1つ大切なポイントがあります。
それは、スペースを十分にとって、ノートを贅沢に使うことです。
ノートに字を詰めて書いているお子さんをよく見ます。
もっと間を空けて書くように促すと決まって
「もったいないじゃん」と言われてしまいます。
本当にもったいないのでしょうか?
ノートというものは、書いて初めて価値のあるものになります。
学校の授業についてのノートには学校で学習したことのすべてが詰め込まれます。
定期テスト前にノートを確認する人が大半でしょう。
問題演習をするノートには自分の出来ることと、出来ないことが集約されています。
分からないところを復習するときに役に立ってくれます。
そんなノートをケチって書くことに意味があるのでしょうか?
私は無いと思います。
私はよく生徒さんに「賢くなるための道具をケチる必要はない」と伝えます。
特にノートは分かりやすく書かなければ、役に立たないものに
なってしまいます。
決して無駄遣いしろというのではなく、分かりやすいノートを作るために
贅沢に使いましょうということです。
ここまで、分かりやすいノートを作るうえで気をつけたいことについて
お話しました。いかがだったでしょうか?
ノートの書き方は人それぞれであり、また学校の先生も様々な指示を
出すことだと思います。
しかし、どのような書き方をするにしても、上記の2つは大切なポイントに
なると思いますので、是非気にかけながらノートを作ってみてください!