こんばんは。Wevery教務課の江草優美です。
11月も後半に入り、今年も残すところあと1カ月ちょっととなりました。どんどん寒くなってきていますし、街へ行くとクリスマスや年末年始の準備が始まってきているのを感じます。
教室では、中高生は期末試験を控えた生徒が多く、テストに向けた対策授業を始めたり、学校のワークの確認をしたりしています。また、小学生でも中学受験する生徒は入試がいよいよ近づいてきており、過去問題やそれに似た総合問題に取り組んでいます。
中高生の指導では、試験に向けた指導が始まり、私の担当している生徒もテスト範囲が発表されました。テスト範囲の出され方は学校や担当の先生によって結構違いますね。単純に教科書やワークのページ数だけ発表する先生もいれば、ワークなどでどんな問題に取り組めばいいのかアドバイスもくれる先生もいます。私が今日見たのは、細かく大問ごとでどんな問題を出すかをわざわざ書いてくれている範囲表でした。そこまで書いてくれていれば、書かれている内容を勉強すれば点はとれますが、書いてある内容はなかなか難しい問題もあり、なかなか手強そうです。
テストといえば、提出物が課されることが多いですね。特に多くの中学校で、教科書に沿った教科書ワークの提出が課されていると思います。教科書の内容に沿っているので、習ったその日のうちにやった範囲をやれば楽だと思いますが、なかなかそうしている生徒は少ないと思います。また、「その日のうちにやれば楽」とは書きましたが、科目の組み合わせによっては1日でやるにしてもそこそこの量になる場合もあるでしょうし、運動部に入っているお子さんだとなかなかその日のうちにやるのは大変ですよね…。とはいえ、やれる分だけでも毎日しっかりやっておけば、テスト前に徹夜でやる!ということはなくなると思います。
ちなみに学校ワークに関しては、意外と知らない人が多いですが、ワークに出ている内容はかなり細かく詳しいものになっており、たまに「ここまで聞くか?」という問題もあります。「学校ワークで聞かれている内容は細かすぎるから、全部覚える必要はない」というと、結構驚く生徒が多いですね。
学校の定期試験対策でやるのは構わないですが、正直高校入試対策にはあまり向いていないと思います。特に理科と社会。かなり込み入った内容まであるので、知識面の確認にはあまり向かないです。また国語も教科書内容になりますので、語句の確認では使えますが、そのままでは入試対策には使えません。
使えるとすれば数学です。簡単な問題から難易度の高いものまで揃っているので、レベルの高い生徒でも割とワークの問題で演習すると力がつくと思います。ただ、しっかり自分のレベルを抑えた上で、基礎を固めるか、応用を解けるように演習するのかを考えて、取り組む問題を選ぶ必要があります。基礎がまだわからない時点で応用問題に取り組もうとしても解けないでしょうし、基礎は完璧なのに基礎問題をやっても時間の無駄です。問題がレベル別になっているワークが多いと思うので、入試対策で使う場合は全ての問題を解くのではなく、問題を選びましょう!
期末試験なので、副教科も課される場合が多いですね。副教科も全く勉強しないのはよくありません。内申点に含まれるので、ある程度は勉強しておきましょう。(副教科についてはあまりアドバイスできることがありませんが…。ちなみに私の学校では、美術と音楽は筆記試験がなく、家庭科のみ。技術は授業がそもそもありませんでした…。)
今日も教室でたくさんの指導がありましたが、特に英語の指導が多いですね。私も中学生の英語の指導がありました。
英語はやりとりが特に大切な科目になりますね。ネイティブほどでなくても、発音しながら単語や文を覚えていくことが大事です。単語のつづりは手で書きながら覚えていくしかないですが、その時もその単語を発音して、ある程度つづりと発音を関連されていくことが必要です。英文の語順も、文法をしっかり覚えることもしないといけないですが、英文を発音することで、英語の語順の感覚を掴んでいくこともしていくと、よりよいのではないでしょうか。そして何より、リスニングやスピーキングの練習になります。リスニングの問題は英語の試験ではほぼ確実についてきますし、これからスピーキングについても問われるようになってきます。英語を発音したり聞き取ったりする時間を少しでも多くすることが大切です。
長文読解問題に取り組む時も、家で練習するときは一度音読してみてもよいと思います。つい一語一語丁寧に追いかけて意味を確認していってしまい、時間をかなりかけてしまったりあまり内容が頭に入らなかったりしてしまいがちになります。そこを一度発音しながら読むことで、英文や英単語の整理を読みながらやっていったり、読解と同時にリスニングの練習をしたりすると良いです。また、上手に英文が読める人に一度読んでもらって、それを見本にして一緒に読める環境があるとなお良いと思います。英語のリズムに慣れたり、英文の意味の区切りを意識したりするいい練習になります。
英語の長文では、全ての英文を日本語に直して完ぺきに理解する必要はありませんが、それがなかなかできないお子さんが多いです。どう英文を読んでいけばいいのか、それこそやりとりしながら練習していく必要があると思います。
今日もいろいろ長くなりましたが…
・学校ワークはほどほどに取り組むのがちょうどよい!完璧にする必要はない!
・英語の勉強ではやりとりしながらするのがよい!長文問題も音読するとよい!
また少しずつ勉強法や教室の指導の様子など書いていきます!