こんばんは ウェブリー教務課の江草優美です。
ふと気が付くと日が沈むのが早くなっていますね。いつの間にか秋分の日が過ぎていました…。気温も下がってきて、晴れの日は気温が上がりますが真夏ほどではないですし、風が涼しくなってきたことを感じます。最近、着る服も長袖にすることもあります。
もう秋…あと3カ月で今年が終わるとは驚いてしまいます(笑)
そろそろ9月が終わりますが、この時期(月末)に、ウェブリーでは面談を行っています。
面談は毎月、主に月末に行っていますが、予定が合わない場合は月初や中旬に行うこともあります。だいたい月に一回やる形にしています。
毎月面談をする塾ってあまりないと思います。
それだけでなく、ウェブリーでは、「4者面談」といって、生徒自身・保護者の方・担当講師・教務課の4人で行っています。
よくある塾の面談の形は、保護者の方と教室長、生徒本人と教室長、保護者と生徒本人と教室長、など、あまり担当の講師が直接面談に参加することは少ないと思います。(私が以前所属していた学習塾もそうでした。)面談の前に事前に講師と教室長で話をして、面談で直接話をするのは教室長というパターンです。
しかし、そうすると講師が思っていることや伝えたいことがうまく生徒や保護者に伝わらなかったり、逆に保護者や生徒の要望や意見が講師の方に伝わらず指導にフィードバックできていなかったり…なんてことが起こりがちになります。
実際にどういう指導を講師がしているかという話も、生徒や指導の報告書から間接的に伝えられるだけになり、なぜそういった指導を講師がしているかが生徒や保護者の方に伝わりません。講師側も、直接保護者の方と話をする機会はないので、どういった方向で指導をしていけばよいのか、わからなくなることがあると思います。
ウェブリーの面談では、大学生の講師が直接面談に参加するため、上に書いたような問題が起こりづらいです。オンラインで基本的に行うので、保護者の方も家にいながらお子さんと一緒に参加できます。面談は授業の前後に行うので、講師の方も別の日にわざわざ予定を空ける…ということまでしなくても参加できます。この「4者面談」を実現しやすいのも、オンラインのメリットの1つですね。
また、普通の塾の面談では、保護者の方と教室長が主体になりがちで、あまり生徒の意見や主張が出ることはないですが、ウェブリーの面談では「生徒主体」を重視しています。
面談の流れとしては、生徒にまず今月やった授業の内容を発表してもらい、講師がそれを補足。そしてこの1カ月間で「よかった点」「改善点」をそれぞれ生徒に考えて言ってもらい、またそれを講師が補足する…といった形で、生徒自身に考えて発表してもらう時間が中心となります。その中で保護者の方から何かあればさらに補足をしてもらうようにしています。
やはり指導の中で一番の主役は生徒です。生徒自身に自分のやってきたことをしっかり考えて振り返ってもらうことが大切だと思います。定期的に振り返りの時間を設けることで、どんなことができるようになったか、今後どんなことをやっていくべきなのかをはっきりとさせることができますし、それを考える習慣がつくと思います。
また、「よかった点」については、なかなか自分から発言できるお子さんは少ないです。しかし、受験や就職活動などで、自分の長所を言う場面がでてくるので、その練習になります。
ここではいろいろな話がでてきますね。「毎回しっかり宿題を出すことができた!」から始まるお子さんもいますし、「学校の授業がよくわかるようになった」とか、この前は「倒立ができるようになった!」というお子さんもいました。どうやら毎日練習していたようで、「毎日ちゃんと練習して、しかもちゃんとできるようになったなんてすごい!」と心から思いました。
生徒自身も気持ちがよくなりますし、なにより周りにいる私たちにとっては褒めたりコミュニケーションの材料になります。授業だけではわからない話もこうして出てくるので、ここで話が盛り上がりますね。
面談では、生徒の現状を把握して、保護者の方へ報告、要望の確認などは大事ですが、それだけでなく家族間のコミュニケーションをする時間にすることも目的の1つとしています。
中学生や高校生となると、なかなかお子さんと話をする時間が取れないことが多いのではないのでしょうか。保護者の方も仕事をしていて、お子さんの方も部活や補習で忙しく、なかなか話をする時間がないご家庭は結構あると思います。また、時間があってもゆっくりお互いが思っていることを伝えられない…そんな時もあると思います。
月に一度のウェブリーの面談を、家族間でのコミュニケーションの場の1つとして欲しいと思っています。最近は保護者の方にもお子さんの「よかった点」を言ってもらったり、お子さんの方から保護者の方への「よかった点」を言ってもらったり…なんてこともしています。
保護者の方も、お子さんもかなり恥ずかしがりますが、それでも言ってもらってます。なかなか普段お互いに思っていることを言う機会はないと思います。こういった時間をぜひ利用して欲しいと思います。
と書いている私自身がそういえば最近親と話をしていないような…。反省しなければ…。