こんにちは。 ウェブリーの伊藤正信です。
ウェブリーでは現在、日本を中心に、
アメリカ、インドネシア、オーストラリアなど海外の生徒さんにも指導を行っています。
昨日も、サンフランシスコの生徒さんに講師が
「こんにちは!あっ、こんばんはだね(笑)」という挨拶をしているのを教室で聞いてました(笑)
ウェブリーでは様々な地域の生徒さんに指導を行っていますが、
どのお子さんに対しても同じ指導のルールがあります。
それは、講師からの一方的な知識伝達の授業を行わないということ。
先生が説明ばかりしてしまうと、生徒は集中力が続かなかったり、眠くなってしまうことがあります。
一方通行の授業の一番の問題は、その授業で習ったことを生徒がすぐに忘れてしまうということです。
ウェブリーでは授業の最初に、
生徒自身に前回の授業内容の振り返りを口に出して行ってもらっています。
そうすることでPCを立ち上げて準備している時に、
前回の指導内容をおさらいしたり、思い起こすクセが付きます。
指導がいきなり始まると、どうしても生徒は受け身の姿勢になってしまいます。
授業の最初に振り返りの時間があるというルールを生徒さん達には伝えているので、
授業を受ける姿勢を自分で作ってから参加してくれています。
動画を見てもらうほうが分かりやすいかもしれません!
振り返りが終わると当然、今日の指導に入るのですが、
そこでも生徒さんとのキャッチボールが続きます。
指導の区切りがついた時に、講師から生徒に「分かったかな?」と尋ねます。
1回目の「分かった?」という問いかけに対して、
理解できていなかった生徒のほとんどは、
「ちょっと、分かりません…。」と言ってくれます。
そこで講師は角度を変えて再び指導を行い、
「これで分かったかな?」と質問した時、
あまり理解できていなくても、熱心に教えてくれる先生を裏切るような気がして
「分かりました…。」と答えてしまう子が多いように思います。
そんなやさしい子が多いのではないでしょうか。
ウェブリでは、「分かった?」と質問した後に、
今教えてもらったことをすぐに先生に説明(教える)するルールがあります。
そうすることで、先生側は生徒の理解度をしっかり把握できます。
また、生徒側は分かったつもりになっていたことに気付けたり、
口に出して言うことで、五感を使うので忘れにくくなったり、
人に教えるという行為がより固い記憶に繋がる効果もあったりと
様々なメリットを享受することが出来ます。
授業の中で生徒がアウトプットする時間をたくさん設けることで、
格段に学習の質が向上します。
発表の機会がたくさんあることで、人前で話すことに抵抗がなくなったり、
集中力を高めることもできるんです。
今後、大学入試の中にプレゼンテーションやディベートが入ってくることも
考慮して指導を行っています。
また、先日書いた「totonote」(トトノート)と組み合わせて授業を作っています。
ステップ1…ノートに指導内容の要約を書いて、それを見て振り返りができる
ステップ2…ノートを見ずに、おおよその指導内容の振り返りができる
ステップ3…ノートに覚えるポイントを書き、すぐにノートを見て答えられる
ステップ4…ノートを見ずに、覚えるポイントの振り返りができる
ステップ5…ノートに間違いやすいポイントを書き、すぐにノートを見て答えられる
などなど、生徒の状況に合わせてアウトプットとノートの書き方のレクチャーも行っています。
またウェブリーでは定期的に4者面談をオンラインで行っています。
こちらが今月指導した内容を親御さんに伝える形ではなく、
お子さん自身に今月習ったことや、今月良かったこと、
今月お父さんお母さんに感謝をしていることなどなど、
お子さんが主役の面談も行っています。
親御さんからお子さんに今月良かったと思うことも発表してもらっています。
普段、中々恥ずかしくて言えないこともこういう機会に言ってもらうことが
できる場を提供することもウェブリーの大切な役目だと思います。
「言わないと伝わらない」
学んだことや思ったこと、感謝の気持ちを
口に出すことをみんなで習慣にしていきたいと考えています!