高校入試ってどんな感じ?(岡山県立の場合)

こんにちは!Wevery教務課の河内奈津実です。
3月に入って暖かくなってきましたね!
岡山教室ではお昼は眠たくなるような日差しが入ってくる日も増えてきました!

さて、今回は先日実施された岡山県立高校入試の制度についてお話しようと思います。

みなさんは岡山県立高校の入試制度をご存知でしょうか?
入試形態は大きく分けて2つあります。

 

1つ目は、特別選抜入試です。
これは、国語・数学・英語の3科目の学力試験と面接に加え、
口頭試問・小論文・作文・実技のうち1つ以上を高校が選択し実施されます。
つまり、学力以外の面もしっかりと考慮されて入試が行われるということですね。
ただ、特別選抜は実施される学校とされない学校が存在します。

2つ目は、一般選抜入試です。
これは、国語・数学・英語・理科・社会の5科目の学力試験と面接のみの試験です。
しかし、判断基準は当日の試験内容のみではなく、中学校生活3年間の評定も考慮されます。
具体的には学力試験350点(1科目70点×5科目)に対して、評定が200点あります。
評定の比率の高さに驚いてしまう方もいるでしょう。
では、評定の内訳はどのようになっているでしょうか?

 

・1,2年生
5段階評価×9科目×2学年=90点

・3年生
5段階評価×9科目×2倍+5段階評価×実技4科目=110点

となっています。
1,2年生の評定合計90点は決して低くはない比率ですね。
そして3年生になると5科目の評定は2倍さらに実技科目は3倍になります。
もちろんこれも落とせません。

 

つまり、学校生活の中で評定を稼いでいくことが大切だということになります!
(学力試験も大切ですが)

 

当然高校によって合格の基準点は変化します。
皆さんの行きたい高校はどのくらいの点数が必要ですか?

 

日頃から頑張りながら、行きたい高校についてしっかりと
情報収集していくことが大切です!

 

次回は県立高校の中でも、国公立大学を目指すための高校選びについて
お話しようと思います。